わきがと遺伝には深い関係があります。これはわきがが優性遺伝であるためです。
片親がわきがの場合は約半分の割合で遺伝し、両親がわきがである場合は約7割の確率で遺伝します。
これは、わきがのにおいの原因であるアポクリン汗腺の数が遺伝で伝わりやすいということと、汗がでやすいという体質自体が遺伝しやすいからです。
もちろん、わきがの原因は遺伝だけではありません。食生活の偏り(食の欧米化)や、ストレスなどで発症する場合があるので、一概に家族にわきがの人間がいないから安心とはいえません。
また、両親ともにわきがであっても、子供には現れない場合もあります。そもそも子供時代にはわきがは発生しなく、いわゆる思春期以降でなければ発症はしないと言われていますので、たとえ発症しても遺伝という感覚があまりなく、後天性と勘違いする人も多いようです。
わきがの体質を調べる方法としては、耳垢をチェックするのがよいようです。耳の中にはアポクリン汗腺が密集しており、ここだけは年齢に関係なくアポクリン汗腺が活発に働いています。
一般的に耳垢が粘性である人は腋臭である可能性が高いです。つまり、耳垢がカサカサなタイプであれば、腋臭の心配は軽減されるということになります。
そのほかに、わきのシミが黄色い人、わき毛が多い人、脇の下によく汗をかく人、肉や乳製品が好きな人などは、遺伝と併せて腋臭になる可能性が高いので注意が必要です。
これらの自覚症状がある人は、早めに専門医などに赴きカウンセリングを受けることをおすすめします。