臭いは人を惹き付ける妙薬でもあると思いますが、それは度を越すと逆効果な事もあるようで、例えばわきがは程度を超えると自他共に困る悩ましいものと思いました。
野生動物の大自然の中での営みを見ていると、臭いがキーポイントとなる場面が多くあると思いました。それは異性を惹き付ける手段であったり、はたまた敵を威嚇するための手段であったりと、臭いは相手に何らかのアクションをかける為のものであると見ていて感じました。
そして、それは人間も同じだと思いました。ただ人間の場合はその意味する事が現代にそぐわず、やむなく抑え込む必要がある事に少しもったいない気もしました。
わきがを持たれている方が果たしてそんな事を考えているかは別として、わきがは現代では歓迎されるものではない事に対処に追われている方は多いと想像しました。
ただ救われる事に、わきがは比較的簡単な治療で見違えるように臭いを喪失させる事ができるので、そう深刻に悩まれている方は現代に多くはなさそうに思いました。
そんな私の父もわきがの治療をして見違えるほど臭いがなくなりました。父はどういうわけか臭いがなくなって少し寂しげでしたが、仕事上エチケットで『無臭』にしたそうです。そんな父の様子を見て、私はそんなわきがの父の臭いを感じながら成長して来たので、確かに臭いがなくなってしまう事の寂しさをわかる気がしました。
動物の世界を見て知った臭いの大切さをいつまでも忘れずにいたいです。今は父は、休みの日に香水をつけて『臭い』を楽しんでいます。